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椿峠 (山口県)[つばきだお] 椿峠(つばきだお、つばきとうげ)は山口県周南市と防府市の市境にある峠。標高は94メートル。国道2号が通過する。 == 歴史・概要 == 椿峠の歴史は古く、7世紀後半から8世紀前半にかけて官道として建設された山陽道は椿峠を経由していた。中世・近世の山陽道(西国街道)も椿峠を通った。峠には都濃郡(現周南市)・佐波郡(現防府市)の郡境碑が設置されている。1960年2月には現在の国道2号が開通した。 椿峠付近の国道2号は交通量が多いにもかかわらず周南市街地側の片側2車線が山陽自動車道徳山西IC付近で片側1車線(ただし登坂車線あり)に狭まった上、この区間は歩道もなく、急で長い坂が続くことから交通事故が多発している。また、周南市側の登り口にあたる戸田交差点(山口県道27号山口徳山線交点・通称「湯野入口交差点」)では時間帯を問わず渋滞が頻発しており、交通の難所となっている。このため、国土交通省中国地方整備局が周南市側の拡幅事業(戸田拡幅)を施行し、渋滞は解消している(外部リンク項参照。)とされているが防府側は未だ片側1車線であるため、緩和されたが解消したとまでは言い難い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「椿峠 (山口県)」の詳細全文を読む
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